2024年10月1日、ヴィテスコ・テクノロジーズグループ AGとシェフラーAGの合併により、ヴィテスコ・テクノロジーズグループはシェフラーグループの一員となりました。
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こちらは現地時間2024年2月23日にドイツ・レーゲンスブルグで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。
持続可能なモビリティのための最新ドライブ技術と電動化ソリューションの国際的なリーディング・プロバイダーであるヴィテスコ・テクノロジーズは本日、2023会計年度の暫定決算を発表しました。
CEOのアンドレアス・ヴォルフ(Andreas Wolf)はこの結果に満足し、「世界的な課題があったにもかかわらず、2023年は成功の年となり、次年度への強固な基盤を築くことが出来ました。」と話しました。
会社の予想を上回る収益性とキャッシュフロー
2023年、ヴィテスコ・テクノロジーズは厳しい市場環境が続く中、連結売上高を92.3億ユーロに伸ばしました。(2022年:90.7億ユーロ、市場コンセンサス:93.4億ユーロ)。
会社予想売上高は、92億ユーロから97億ユーロと公表していましたが、連結範囲の変更と為替レートの影響の調整後売上高は、4.4パーセント増加し、ヴィテスコ・テクノロジーズの中核事業は、自動車生産の一般的な成長率9.4パーセントに対し、12.2パーセントの有機的成長を達成しました。
ヴィテスコ・テクノロジーズの2023年の電動化コンポーネントの売上高は約13億ユーロとなりました。(2022年:11億ユーロ)これは、2023年第4四半期の市場における電動化コンポーネントの需要軟化に起因するもので、多数のプロジェクトの立ち上げがあったにもかかわらず、売上をそれほど増加することが出来ませんでした。
調整後EBITは3億4,110万ユーロ(2022年:2億2,550万ユーロ、市場コンセンサス:3億700万ユーロ)となりました。営業業績のさらなる改善により、調整後EBIT利益率は3.7%(2022年:2.5%)という結果となり、2.9%~3.4%という予想範囲を大幅に上回りました。(市場コンセンサス:3.3%)。
2023年のフリーキャッシュフローは受託製造事業によるマイナスの財務的影響にもかかわらず、収益性の改善のおかげで8,490万ユーロに達し(2022年:1億2,320万ユーロ)、ヴィテスコ・テクノロジーズ独自の予想である約5,000万ユーロ、市場コンセンサスである7,100万ユーロを上回りました。
フリーキャッシュフローは、有形固定資産およびソフトウェア(IFRS第16号に基づく使用権資産を除く)の資本的支出の4億9,980万ユーロ(2022年:4億4,660万ユーロ)を含み、資本支出の対売上高比率は5.4%(2022年:4.9%)となりました。
ヴィテスコ・テクノロジーズの2023年受注総額は120億ユーロを超え(2022年:140億ユーロ)、そのうち電動化コンポーネントに関連する受注額はおよそ83億ユーロ(2022年:104億ユーロ)となりました。
2023年12月31日現在の自己資本比率は37.6%(2022年12月31日:40.3%)であり、ヴィテスコ・テクノロジーズのバランスシートは極めて堅固です。同社は、2023年12月31日時点で3億3,700万ユーロ(2022年12月31日:3億3,340万ユーロ)の流動性を報告しています。
CFOのサビーネ・ニッツェ(Sabine Nitzsche)は、2023年においても会社が変革の途上にあり、市場環境が厳しいままであったことを考えると、この結果に十分満足し次のように述べました。
ヴィテスコ・テクノロジーズは2024年3月14日の年次記者会見で、2023年度のグループ業績の包括的な概要と2024年度の見通しを発表する予定です。