2024年10月1日、ヴィテスコ・テクノロジーズグループ AGとシェフラーAGの合併により、ヴィテスコ・テクノロジーズグループはシェフラーグループの一員となりました。
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こちらは現地時間2022年12月5日にドイツ・レーゲンスブルグ及びベルリンで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。
エレクトロモビリティの最新ドライブ技術とソリューションの国際的なリーディングサプライヤーであるヴィテスコ・テクノロジーズは、2022年12月5日から8日までベルリンで開催されるCTIシンポジウムで、効率的な電動ドライブの新技術をホール2(C2.1)ブースと技術レクチャーで紹介しました。この新技術は、エレクトロモビリティの世界的なトレンドを牽引するもので、効率的な走行による航続距離の向上と、単一部品のモジュール高機能統合化についてです。この2分野の開発は、世界の自動車電動化の成功を後押しするものです。
ヴィテスコ・テクノロジーズは、EMR3およびEMR4と呼ばれるイーアクスルドライブで、電気自動車ドライブ用の高効率小型ソリューションのパイオニアとして成功を収めています。イノベーションプロジェクトにおいて、当社は今回、イーアクスルコントロールモジュールのプロトタイプを開発しました。ベルリンで初公開されたこの電気油圧制御モジュールは、拡張可能な機能をいくつも備えています。高速回転時の油冷により、電気モーターの最大出力を現在よりも大きく、連続的に利用することが出来るようになりました。さらに、潤滑油の供給も可能です。また、アクチュエーターを追加して、3段階の拡張可能な機能を統合する予定です。これには、自動運転のための安全機能や、バッテリーが完全に充電されたときに回生ブレーキなしで省エネの「航行」に切り替えるオプションが含まれます。さらに、トルクベクタリングのための追加クラッチや、電動ブレーキ付きのいわゆる「ドライ」リアアクスルを取り付けるためのモジュールの利用も可能です。
二つ目のハイライトはサーマルマネジメントモジュールです。アクチュエーターやセンサー、ポンプなど、多数の部品を1つのモジュールに統合し、簡単に設置できるようになります。これにより、設置スペースを7%削減、個別に組み立てる必要のあるコンポーネントの数を75%削減し、アプリケーションによっては最大で約10%のコスト削減が可能になります。
サーマルマネジメントのキーとなる機能は、車内のあらゆる熱の流れを柔軟に分散させ、すべてのシステムが最適な温度で動作することです。例えば、冬季には、充電前にバッテリーを予熱し、効率的な高速充電が可能になります。 ベルリンで公開された革新的なバッテリーマネージメントシステムも、効率性に重点を置いています。このシステムは、バッテリーの性能を最適化し、安全性を監視するために不可欠な制御機能を備えています。アクティブセルバランシングの分野で特別に開発されたプロセスにより、バッテリーマネージメントシステムはシステム効率のさらなる向上を実現することができます。この2つの技術については、すでにお客様と開発プロジェクトを進めています。
CTI技術レクチャー
2022年12月6日 14:15〜14:45 昨今の環境問題下の車軸ドライブプラットフォーム開発の課題 (Hilko Hakvoort,Gunter Muehlberg)
2022年12月7日 14:30 - 15:00 バッテリーアクティブ・セル・バランシングによるバッテリー容量利用率の向上(Michael Ptacek)