2024年10月1日、ヴィテスコ・テクノロジーズグループ AGとシェフラーAGの合併により、ヴィテスコ・テクノロジーズグループはシェフラーグループの一員となりました。
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こちらは現地時間2022年7月12日にフランス・ブローニュ=ビヤンクールとドイツ・レーゲンスブルグで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。
自動車業界の主要企業であるルノーグループと、最新ドライブ技術と電動化ソリューションの国際的なリーディングサプライヤーであるヴィテスコ・テクノロジーズは、電気自動車およびハイブリッド車向けパワートレイン用の「ワンボックス」と呼ばれるパワーエレクトロニクスを共同開発・生産する戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。
この契約により、両社は力を合わせ、それぞれのノウハウと経験を提供し、市場でユニークなパワーエレクトロニクスコンセプトを共同開発します。ルノーグループは電気自動車とハイブリッド車に関する専門知識を提供し、ヴィテスコ・テクノロジーズはトップクラスの技術とプロセスを提供します。
目標は、DC/DCコンバーター(*) 、オンボードチャージャーOBC2(**)、インバーター3(***)など、すべてのコンポーネントを一つにしたキーエレクトロニクスユニットの開発です。ルノーグループとヴィテスコ・テクノロジーズのチームは、性能とコストの面で最高レベルの競争力を確保し、最新技術を統合して「ワンボックス」の製品と組立工程を確立します。
この「ワンボックス」コンセプトは、ルノーの今後の車両開発において、特に車内スペースと快適性の面で、これまでにないコンパクト性(体積比で45%減)を実現するものです。様々な基本コンポーネントの構成とアセンブリーは、電気自動車およびハイブリッド車向けパワートレインの種類に合わせて構築され、開発プラットフォームチームは、主にフランス・トゥールーズに拠点を置く予定です。
この「ワンボックス」の開発は、2026年以降、ルノーの電気自動車および高電圧ハイブリッド車に搭載される予定で、最終的にはルノーグループがフランスの生産拠点でこの製品を組み立て、電気自動車に搭載することを目的としています。この新しいパートナーシップにより、ルノーグループは、共同開発したこのユニークなパワーエレクトロニクス「オールインワン」システムを統合することで、電動バリューチェーンに対する優位性を拡大していきます。
このパートナーシップの一環として、ルノーグループは同時に、ルノーのハイブリッド車向けパワーエレクトロニクスの複数年契約をヴィテスコ・テクノロジーズと締結し、さらに、ヴィテスコ・テクノロジーズは、2025年から電気自動車向けに、DC/DCコンバーターと充電器を組み合わせた「ハイボルテージボックス」をルノーグループに供給する予定です。
(*)DC/DCコンバーターは、バッテリーからの高電圧DC(直流)を変換して、車の低電圧DC12V(オペレーションボルテージ14V)ネットワークに供給するパワーエレクトロニクス
(**)オンボードチャージャー(OBC)は、電気ネットワークからDC高電圧トラクションバッテリーの充電を可能にする充電ユニット
(***)インバーターは、トラクションバッテリーの直流電圧からモーターを交流で駆動するパワーエレクトロニクスであり、モーターの回転数、トラクション、ブレーキ時のエネルギー回収を制御